"River" Wool Check Pants

君はウールパンツを持っているか

先日紹介したRiverからウールパンツが入荷しました。
冬物といえば「ウール」ですが、ウールのセーターは持っていても、ウールのパンツを持っているのは相当なマニアではないでしょうか？
冬にしか着られない素材ですから、コットン系のパンツに比べるとかなり手が出にくいですが、だからこそ差がつくアイテムです。
デニムやチノといった定番のパンツを集め終わった方に手に取っていただけると、冬の服装選びの選択肢が広がります。

寒さを克服する

Riverが生まれたのは岩手県盛岡市。
本州の中で最も寒いと言われるこの地は、奥羽山脈の裾野に広がる盆地にあり、最高気温が氷点下の日もザラにあリます。
そんな極限環境の中で、カジュアルウェアの枠を出ずにオシャレをする。その結論と言えるのがこのウールパンツのような気がします。

コート生地のパンツ

そんな極限環境で僕も暮らす中で、不思議に思っていたのです。

「上着は着込むのに、パンツは何故着込まないのだろう」と。
セーターの上からコートは着るけど、下がタイツとコットンパンツでは無防備すぎないか？？
デニムの上からでも履けるような、まさにコートのようなパンツがあったらどれだけ快適でしょう。
そんな疑問を解消してくれたのがこのパンツです。

寝巻きの上から履けるコートのようなパンツ

腰回りはイージー仕様で、大きくとられた股上とワタリから分かるようにかなりゆったりとしたシルエット。

デニムの上からでも履けるくらいのゆとりがあり、実際に私もスウェットパンツ（パジャマ）の上から履いています。
疲れている日は部屋着のスウェットの上から、ウールのジャケットやダウンを着て出かけることがあるかと思います。
これはまさにそんなイメージで、部屋着のパンツの上から履くだけでオシャレに見えて、しかも暖かい。
ウールの着用感もスウェットの上から着ると全く感じません。

※ 実際にこのブログの着画では全てユニクロか無印のスウェットパンツの上からこのパンツを履いています。

スタイリング提案（股上とトップスのバランス）

機能的にはこれまで説明してきた通りですが、独特なシルエットに躊躇される方も多いと思います。
前に試着した方が、「サルエル調のパンツはちょっと。」とおっしゃっていましたが、その方はトップスの着丈が短めがお好きでした。
サルエル履く人って確かに上もゆったりしたトップスを着ていますよね。
なので、着丈の長いトップスを上に着ることをお勧めします。

そうすると極端に長い股上とのバランスが取れるので、全体的にリラックスした雰囲気で着用できます。
オーバーサイズのスウェットやニット、コートで隠してしまうのもお勧めです。

まとめ

プレーンな雰囲気を醸し出しているのに、かなりマニアックなアイテムですが、シルエットを使いこなせれば冬を無双できるパンツです。

これまでは冬が来ると厚手の軍パンばかり履いていましたが、どうしてもイカつい雰囲気になってしまうのが悩みでした。

しかしこのウールパンツが手元に来てからは、もっとリラックスしたスタイリングができるようになり、この前紹介したカラーセーターや、ふざけたプリントのスウェットを合わせてもしっくりくる、柔らかいニュアンスが出せるようになりました。
オシャレは我慢と言いますが、全く我慢していないのにオシャレに見えるこのパンツを是非履いてみてくださいね！

https://shop.85-store.com/products/river-wool-check-pants?variant=44129170817139